この記事では、川崎市が実施する令和7年度 市営霊園利用者募集について、公募の概要から募集区分ごとの費用、申込資格、スケジュールまで分かりやすく整理して解説します。公式の「募集のしおり(申込書)」を読み解く前に、全体像をつかんでおきたい方に向けたページです。
令和7年度の募集では、川崎市が管理する次の2つの市営霊園が対象となります。
いずれも市民に広く利用されている公営霊園で、一般墓所に加え、返還墓所や集合型の区画など、さまざまなタイプの墓所が募集されています。
具体的な申込方法や必要書類、区分ごとの細かな条件は、川崎市が配布する「募集のしおり(申込書)」に詳しく記載されています。申込みの際は、必ず紙のしおりを受け取り、同封の申込書を使用します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配布期間 | 令和7年10月24日(金)~11月30日(日) ※土曜・日曜・休日の取扱いは各施設に要確認 |
| 主な配布場所 | 各区役所、支所、出張所、行政サービスコーナー、情報プラザ、公文書館、各区役所道路公園センター、夢見ヶ崎動物公園、霊園事務所、早野聖地公園事務所、かわさき北部斎苑、かわさき南部斎苑 など |
ここでは、「早野聖地公園」「緑ヶ丘霊園」における一般墓所等(個別区画のお墓)の募集内容を整理して紹介します。
早野聖地公園では、返還墓所を中心に、形態の異なる4種類の墓所が募集されます。
| 墓所の種類 | 募集数 | 内訳 | 使用料 | 管理料(年額) |
|---|---|---|---|---|
| 壁面型墓所 | 10箇所(返還墓所) | 資格1:遺骨あり 8箇所 資格2:遺骨なし 2箇所 |
1,403,000円 | 7,330円 |
| 芝生型墓所 | 10箇所(返還墓所) | 資格1:遺骨あり 8箇所 資格2:遺骨なし 2箇所 |
1,304,000円 | 7,330円 |
| 集合個別型墓所 | 20箇所(返還墓所) | 資格1:遺骨あり 16箇所 資格2:遺骨なし 4箇所 |
717,000円 | 4,170円 |
| 一般墓所(4㎡) | 30箇所(返還墓所) | 資格1:遺骨あり 24箇所 資格2:遺骨なし 6箇所 |
660,000円 | 2,840円 |
壁面型・芝生型・集合個別型はいずれも返還された墓所の再募集で、「遺骨あり」と「遺骨なし」で募集枠が分かれている点がポイントです。ご自身の状況に応じて、どちらの資格で申し込めるかを確認しておきましょう。
緑ヶ丘霊園では、区画の広さが異なる3種類の一般墓所が募集されます。
| 墓所の種類 | 募集数 | 内訳 | 使用料 | 管理料(年額) |
|---|---|---|---|---|
| 一般墓所(1㎡) | 270箇所(新規整備分) | 資格1:遺骨あり 216箇所 資格2:遺骨なし 54箇所 |
250,000円 | 710円 |
| 一般墓所(4㎡) | 60箇所(返還墓所) | 資格1:遺骨あり 48箇所 資格2:遺骨なし 12箇所 |
1,000,000円 | 2,840円 |
| 一般墓所(6㎡) | 40箇所(返還墓所) | 資格1:遺骨あり 32箇所 資格2:遺骨なし 8箇所 |
1,500,000円 | 4,260円 |
1㎡区画は新たに整備された区画で、使用料・管理料ともに比較的コンパクトな金額となっています。将来の維持費までふまえて検討したい方にとって、具体的な数字を比較しやすい構成です。
一般墓所等に申し込むには、次の共通条件を満たしている必要があります。
「遺骨あり」の区分で申込むには、次の条件を満たしている必要があります。
「遺骨あり」に該当しない方のうち、次の条件を満たす場合は「遺骨なし」での申込みが可能です。
同じ一般墓所でも、手元や霊堂に遺骨があるかどうかで申込区分が異なるため、事前にご自身の状況を整理してから募集内容を確認することが大切です。
合葬型墓所は、ひとつのお墓に多数の遺骨を一緒に埋蔵するスタイルの墓所です。一度埋蔵した遺骨は取り出すことができないものの、使用料と管理料をまとめて支払うことで、市が永年にわたって管理してくれるのが特徴です。
「跡継ぎがいない」「子どもに負担をかけたくない」といった不安をお持ちの方でも、安心して利用できる選択肢として注目されています。生前申込み(ご存命中の契約)が可能な区分も用意されています。
| 申込区分 | 募集数 | 使用料 | 管理料 |
|---|---|---|---|
| 遺骨申込み 1体 | 80体(80枠) | 70,000円 | 30,550円 |
| 遺骨申込み 2体 | 80体(40枠) | 140,000円(2体分) | 61,100円 |
| 遺骨+生前申込み (遺骨1体・生前1体) |
140体(70枠) | 140,000円(2体分) | 61,100円 |
| 生前申込み 1体 | 70体(70枠) | 70,000円 | 30,550円 |
| 生前申込み 2体 | 130体(65枠) | 140,000円(2体分) | 61,100円 |
なお、市外在住の方(緑ヶ丘霊堂に遺骨を預けている方、生前申込みの2体目の方など)の使用料は、上記金額の1.5倍となる点に注意が必要です。
生前申込み2体目の方については、原則として申込者の配偶者または第2親等以内の血族である必要があります。
一般墓所等・合葬型墓所ともに、申込資格のある方が希望する区分をひとつ選んで申し込む方式です。
一般墓所等と合葬型墓所は重複申込みができないため、事前にどちらを優先するか決めておくとスムーズです。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込受付(郵送) | 令和7年11月1日(土)~11月30日(日) ※11月30日消印有効 |
| 抽選会(公開抽選) | 令和8年1月8日(木) 午前10時~ 会場:エポック中原 ホール 令和6年度 市営霊園利用者募集の抽選結果について |
| 利用開始 | 当選者の利用許可申請・審査・使用料納入確認後、令和8年4月1日付で利用開始 |
一般墓所等は、従来の個別墓に近い形で利用でき、家のお墓として長く受け継いでいくイメージに向いています。一方、合葬型墓所は、跡継ぎ問題や将来の管理負担を軽くしたい方向けの選択肢と言えます。
「どこまでお墓を受け継ぎたいのか」「将来、家族にどれくらいの負担を残したくないか」といった観点から、ご家族で一度じっくり話し合ってみるとよいでしょう。
市営霊園は、公営ならではの明確な料金体系が魅力ですが、居住年数や遺骨の有無など、申込資格が細かく定められている点には注意が必要です。
「遺骨あり」「遺骨なし」「生前申込み」など、どの区分に当てはまるかで申込可能な墓所が変わるため、募集要項とあわせて早めに確認しておくと安心です。
募集内容の詳細や現地の様子、空き状況などを確認したい場合は、各霊園事務所に直接問い合わせることもできます。
| 窓口 | 住所 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|---|
| 霊園事務所(緑ヶ丘霊園) | 川崎市高津区下作延1241番地 | 044-811-0013 FAX:044-819-4882 |
午前8時30分~午後5時30分 |
| 早野聖地公園事務所 | 川崎市麻生区早野732番地 | 044-987-7855 FAX:044-322-0807 |
午前8時30分~午後5時30分 |
令和7年度の川崎市営霊園利用者募集では、早野聖地公園・緑ヶ丘霊園の一般墓所等に加え、合葬型墓所も含めて多様な選択肢が提示されていました。区画の広さや墓所の種類、使用料・管理料、そして申込資格は区分ごとに細かく異なるため、募集のしおりを確認しながら、ご家族の意向に合う形を慎重に選ぶことが重要でした。
なお、このページをご覧いただくタイミングによっては、市営霊園の募集がすでに締め切られている場合があります。市営墓所に応募できなかった方や、希望の区画に当選しなかった方は、アクセスが良く、お墓参りしやすい民営霊園を検討するのも選択肢のひとつです。
民営霊園には、立地条件の良さや設備の充実、宗教不問で利用できる柔軟性など、市営とは異なる魅力があります。ご家族の生活動線に合った場所を選べば、将来的なお参りの負担も軽減でき、長く安心して供養を続けられる環境が整います。
このページの内容を参考にしながら、費用・条件・アクセス性・将来の負担感といったポイントを総合的に比較し、ご家族にとって納得できる霊園選びにつなげていただければ幸いです。
| アクセス | 小田急多摩線「栗平駅」より徒歩9分 |
|---|---|
| お墓の種類 | 永代供養墓 |
| 費用目安(※2) | 998,900円~(税込) 納骨数制限なし |
| アクセス | 東海道本線・南武線「川崎駅」より徒歩9分 |
|---|---|
| お墓の種類 | 納骨堂 |
| 費用目安(※3) | 600,000円~(税不明) 1体 |
| アクセス | 小田急電鉄小田原線「百合ヶ丘駅」より徒歩12分 |
|---|---|
| お墓の種類 | 樹木葬 |
| 費用目安(※5) | 250,000円~(税不明) 3体 |